今回の旅行においてやりたかった事の一つが中国の深圳(しんせん)へ行ってみる事。深圳は「中国のシリコンバレー」とも呼ばれる街で、その電気街は最盛期の秋葉原の30倍あると言われており、人口は2000万人とも言われています。今や世界中のバイヤーがあるゆる部品や商品を買い付けに集まるとの事。ただ中国に行くのは何となく怖い感じもしますし(いきなり拘束されたらどうしよう、っていう不安もあります(^_^;))、家族連れだととてもできる事じゃないので一人旅の今回行ってみる事にしました。
香港から中国へ入国するルートはいくつかあるらしいのですが、今回はその中で一番簡単なMTR(地下鉄)を使って行く方法をチョイスです。
まずは尖東駅で西鉄線に乗って終点の紅磡駅へ。
そこで東鉄線に乗り換えて終点の国境沿いの街、羅湖を目指します。
この東鉄線、座席がなんとステンレス。このかったいシートに座ること50分、やっと羅湖に到着です(追加料金を払えば普通の座席のファーストクラスに乗る事もできます)。
香港の出国手続きに向かう流れに付いて行きます。前日にe−チャンネルの登録を済ませておいたおかげで出国手続きはあっという間でした。
続いて中国の入国手続き。入国カードを書く所に指紋採取の機械があり、まず指紋を登録しなければいけないのですがこの機械がポンコツで何回やっても両手の指紋を読み取ってくれません。このままじゃ中国に入国できないのかと焦りましたが、入国審査の一番左端の列がちゃんと指紋を登録できない人用に用意されてました。そこで改めて指紋を登録して無事に中国に入国できました。
イミグレーションがあった中国側の羅湖駅を振り返ると何とも巨大で中華な感じ。中国へ来たな〜と実感します。
この建物を出てすぐ右手にあるのが羅湖商業城。
噂ではコピー商品しか売ってないというショッピングモールです。
内部は二坪ぐらいの店が数百軒みっちりと並んでいて、どの店も店員さんがやる気なさそうに座ってました。怖くて入れません(^_^;)
羅湖商業城を後にして地下鉄に乗って街中へ。香港のオクトパスカード同様、深圳にも「深圳通」というプリペイドカードがあります。
とりあえず若い人が集まるという老街という駅で降りてみました。
マックもケンタッキーも中華風。食べるわけでもないのに一応中に入ってみましたが、タッチパネルでの注文が主流のようです。中国は老若男女問わずキャッシュレス決済がもの凄くすすんでいるみたいですが、このタッチパネルはどうもWeChatPay かAliPayじゃないとできなさそうな感じでした。
深圳の街をちょっとだけですがうろついてみてやっぱりもの凄い活気を感じました。日本が無くしてしまったものを中国は持っているように思います。日本はもっと一生懸命戦わないとそのうち中国に太刀打ちできなくなる日が来るかもしれませんね。