このブログへ辿り着く検索ワードに「マイクロスコープ」が結構多く、マイクロスコープの購入を検討している歯医者さんが見ておられるのかなと思います。うちのブログ記事がどの程度役に立っているのかわからないので、今さら感満載ですが今後参考になればと当時購入にあたり比較検討した5機種についての簡単なレビューを
順番はデモ機が来た順になっています。
まず最初に来たのがヨシダのプリマDNT。群を抜いて低価格なのが魅力的ではありますが、画質も操作性も値段相応なものでした。初日使ってみた結果僕も副院長もNG。僕的にはデザインや質感もかなりの要素を占めるのですがそれも値段相応。色んな面で「永く使ってみたい」という要素がなかったので早々に候補から脱落。
続いてグローバルのG6。ロサンゼルスで開業されているエンドのスペシャリスト清水先生イチ押しのマイクロ。画質、操作性とも良好。ただ、デザインがちょっと・・・。 候補には残りました。
本命のカールツァイスのピコモーラ。光学系では有名なカールツァイスだけあって画質は文句なし。自分的には一番良かったと思います。操作性も良好。MORAが一番のメリット。デザインもまあまあ。ただでかい電源ボックスがあるのと、値段がやや高めなのがマイナスポイント。
ライカのマイクロスコープ。デザインもスッキリ、カメラ内蔵、操作性も良好、画質もライカだけあって非常に良いです。値段もカールツァイスに比べると比較的安く、コストパフォーマンスは抜群。アームが超長いのがネック。
ヨシダのアレグラ。鼻炎の薬と同じ名前
画質は問題なかったのですが、ハンドルが結構ごっついのと電磁ロックがあるお陰で操作性は良くないです。清水先生もおっしゃってたように電磁ロックは不要かと。ボディは銀色でカッコいいですが値段は一番高かったような。
で、結局自分の一番気に入ったカールツァイスと副院長イチ押しのライカの計2台を導入ということに当時なったわけですが、まぁ何事もそうですが最後はやはり自分の好みの問題です。プリマ以外は画質はほとんど変わらないので操作性やデザイン、値段を考慮して永く使えそうな物を選んだらいいのではないでしょうか。とりあえず何でもいいやというのであれば一番安いやつでもいいんですが、マイクロなんて見えてなんぼのものなので使いこなせるようになると画質が悪いのが気になってくると思います。すると結局買い換えることになりそうなので、だったら最初からある程度良い物を買った方が良いのではないでしょうか。まったく参考にならなかったと思いますが以上です